'\" te .\" Copyright (c) 1996, Sun Microsystems, Inc. All Rights Reserved .TH diffmk 1 "1992 年 9 月 14 日" "SunOS 5.11" "ユーザーコマンド" .SH 名前 diffmk \- troff 入力ファイル間の差異の表示 .SH 形式 .LP .nf \fBdiffmk\fR \fIoldfile\fR \fInewfile\fR \fImarkedfile\fR .fi .SH 機能説明 .sp .LP \fBdiffmk\fR は、2 つのバージョンのファイルを比較して、\fBtroff\fR(1) および \fBnroff\fR(1) に対する変更マーク (\fB\&.mc\fR) コマンドを含む第 3 のバージョンを作成します。\fIoldfile\fR と \fInewfile\fR は、ファイルの新旧のバージョンを示します。\fBdiffmk\fR は、\fInewfile\fR と \fIoldfile\fR が異なる場合に、\fBtroff\fR(1) の変更マーク要求 (\fB\&.mc\fR) を挿入した \fInewfile\fR からテキスト形式の \fImarkedfile\fRを生成します。\fImarkedfile\fR が書式化されたときは、変更されたり挿入されたテキストの各行の右端に \fB|\fR が表示されます。削除されたテキストの位置には、1 つの \fB*\fR が表示されます。 .SH 使用法 .sp .LP ファイルのサイズが 2G バイト (2^31 バイト) 以上ある場合の \fBdiffmk\fR の動作については、\fBlargefile\fR(5) を参照してください。 .SH 使用例 .LP \fB例 1 \fR\fBdiffmk\fR コマンドの使用例 .sp .LP \fBdiffmk\fR を適切な \fBtroff\fR 要求と共に使用して、変更がマークされたプログラムリストを作成することもできます。次のコマンド行を見てください。 .sp .in +2 .nf \fBexample% diffmk old.c new.c marked.c ; nroff reqs marked.c | pr\fR .fi .in -2 .sp .sp .LP ファイル \fBreqs\fR には、次の \fBtroff\fR 要求が記述されています。 .sp .in +2 .nf \&.pl \|1 \&.ll \|77 \&.nf \&.eo \&.nh .fi .in -2 .sp .sp .LP これらの要求はそれぞれ、改ページを削除し、行の長さを調整し、「詰め込みなし」モードを設定し、エスケープ文字を無視して、ハイフネーションを無効にします。 .sp .LP 文字 \fB|\fR と \fB*\fR が不適切な場合は、\fBsed\fR(1) を使用して \fImarkedfile\fR を全体的に変更できます。 .SH 属性 .sp .LP 属性についての詳細は、マニュアルページの \fBattributes\fR(5) を参照してください。 .sp .sp .TS tab() box; cw(2.75i) |cw(2.75i) lw(2.75i) |lw(2.75i) . 属性タイプ属性値 _ 使用条件text/doctools .TE .SH 関連項目 .sp .LP \fBdiff\fR(1), \fBnroff\fR(1), \fBsed\fR(1), \fBtroff\fR(1), \fBattributes\fR(5), \fBlargefile\fR(5) .SH 使用上の留意点 .sp .LP 体裁を整えるために、一部の出力を手動で調整しなければならない場合があります。書式に関する要求だけに差違がある場合、期待するような出力が得られないことがあります。たとえば、\fB\&.sp\fR が \fB\&.sp 2\fR に変更されている場合、出力行の前後の行に変更マークが付けられることがあります。