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.TH kpasswd 1 "2001 年 7 月 30 日" "SunOS 5.11" "ユーザーコマンド"
.SH 名前
kpasswd \- ユーザーの Kerberos パスワードの変更
.SH 形式
.LP
.nf
\fB/usr/bin/kpasswd\fR [\fIprincipal\fR]
.fi

.SH 機能説明
.sp
.LP
\fBkpasswd\fR コマンドは、Kerberos 主体のパスワードを変更するために使用されます。\fBkpasswd\fR は、現在の Kerberos パスワードの入力を求め、このパスワードは、ユーザーの Kerberos レルムの \fBKDC\fR から \fBchangepw\fR チケットを取得するために使用されます。\fBkpasswd\fR が \fBchangepw\fR チケットを正常に取得した場合、ユーザーは 2 回新しいパスワードを入力するよう求められ、それによりパスワードが変更されます。
.sp
.LP
主体が、新しいパスワードで必要な文字クラスの長さまたは数、あるいはその両方を指定するポリシーによって管理されている場合、新しいパスワードはそのポリシーに準拠している必要があります。(5 つの文字クラスは、小文字、大文字、数字、句読文字、およびその他のすべての文字です。)
.SH オペランド
.sp
.LP
次のオペランドを指定できます。
.sp
.ne 2
.mk
.na
\fB\fIprincipal\fR\fR
.ad
.RS 13n
.rt  
Kerberos 主体 \fIprincipal\fR のパスワードを変更します。それ以外の場合、主体は、\fBkpasswd\fR コマンドを呼び出しているユーザーの識別情報から決定されます。
.RE

.SH ファイル
.sp
.ne 2
.mk
.na
\fB\fB/tmp/ovsec_adm.\fIxxxxxx\fR\fR\fR
.ad
.RS 25n
.rt  
パスワード変更操作の間だけ有効な一時的な資格キャッシュ。(\fIxxxxxx\fR はランダム文字列です。)
.RE

.SH 属性
.sp
.LP
属性についての詳細は、マニュアルページの \fBattributes\fR(5) を参照してください。
.sp

.sp
.TS
tab() box;
cw(2.75i) |cw(2.75i) 
lw(2.75i) |lw(2.75i) 
.
属性タイプ属性値
_
使用条件service/security/kerberos-5
_
CSI有効
.TE

.SH 関連項目
.sp
.LP
\fBkerberos\fR(5) 
.SH 使用上の留意点
.sp
.LP
\fBkpasswd\fR が中断された場合、\fBchangepw\fR チケットは破棄されない可能性があります。