'\" te .\" Portions Copyright (c) 2008, 2015, Oracle and/or its affiliates.All rights reserved. .\" Copyright 1989 AT&T .TH makekey 1 "2015 年 6 月 2 日" "SunOS 5.11" "ユーザーコマンド" .SH 名前 makekey \- 暗号化鍵の生成 .SH 形式 .LP .nf \fB/usr/lib/makekey\fR .fi .SH 機能説明 .LP 注 - .sp .RS 2 makekey(1) は非推奨になっており、Oracle Solaris の将来のリリースで削除される可能性があります。代わりに pwhash(1) を使用してください。 .RE .sp .LP \fBmakekey\fR は、鍵空間の検索に必要な時間を増大させることで、その鍵に依存する暗号化方式の有効性を高めます。8 バイトが鍵 (入力の最初の 8 バイト) として読み取られ、次に 2 バイトがソルト (入力の最後の 2 バイト) として読み取られます。\fI\fR\fI\fR入力に応じて出力が変わるため、出力の計算が難しくなります (数分の 1 秒を要します)。 .sp .LP 入力の最初の 8 バイト (入力鍵) は、任意の \fBASCII\fR 文字列にできます。\fI\fR最後の 2 バイト (ソルト) は、数字、\fB\&.\fR、\fB/\fR、大文字、および小文字を組み合わせて選択することをお勧めします。\fI\fRソルト文字は、出力の最初の 2 文字として繰り返されます。出力の残りの 11 文字は、ソルトと同じセットから選択され、出力鍵を構成します。\fI\fR\fI\fR .sp .LP 変換の実行により、基本的に次のような動作が行われます。ソルトが使用され、4,096 個の暗号機のいずれかが選択されます。これらの暗号機はすべて米規格基準局の \fBDES\fR アルゴリズムに基づいていますが、その解読方法は 4,096 とおり存在します。\fI\fR入力鍵が鍵として使用され、定数文字列を暗号機に入力する処理が何度も繰り返されます。\fI\fR\fI\fR算出された 64 ビットが、結果として得られる出力鍵の 66 ビットに分配されます。\fI\fR\fI\fR .sp .LP \fBmakekey\fR は、暗号化を実行するプログラムの用に提供されています。通常、その入力と出力はパイプです。 .SH 関連項目 .sp .LP \fBpwhash\fR(1), \fBed\fR(1), \fBvi\fR(1), \fBpasswd\fR(4) .SH 注意事項 .sp .LP \fBmakekey\fR で生成される結果は、入力が端末で実行されたか、ファイルからリダイレクトされたかによって異なります。