'\" te
.\" Copyright (c) 1998, 2011, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
.TH plimit 1 "2011 年 6 月 7 日" "SunOS 5.11" "ユーザーコマンド"
.SH 名前
plimit \- 実行中のプロセスのリソース制限の取得または設定
.SH 形式
.LP
.nf
\fBplimit\fR [\fB-km\fR] \fIpid\fR...
.fi

.LP
.nf
\fBplimit\fR {\fB-cdfnstv\fR} \fIsoft\fR,\fIhard\fR... pid...
.fi

.SH 機能説明
.sp
.LP
\fBcdfnstv\fR オプションが 1 つ以上指定された場合、\fBplimit\fR は、プロセス ID リスト \fIpid\fR によって識別されるプロセスの指定されたリソースのソフト (現在値) 制限およびハード (最大値) 制限を設定します。それ以外の場合、\fBplimit\fR は、プロセス ID リスト \fIpid\fR によって識別されるプロセスのリソース制限を報告します。 
.sp
.LP
プロセスのリソース制限を取得または設定できるのは、プロセスの所有者またはスーパーユーザーのみです。強い制限値を増やすことができるのは、スーパーユーザーのみです。
.SH オプション
.sp
.LP
サポートしているオプションは、次のとおりです。
.sp
.ne 2
.mk
.na
\fB\fB-k\fR\fR
.ad
.RS 6n
.rt  
ファイルサイズを 512 バイトブロックではなくキロバイト (1024 バイト) で出力に表示します。
.RE

.sp
.ne 2
.mk
.na
\fB\fB-m\fR\fR
.ad
.RS 6n
.rt  
ファイルサイズとメモリーサイズをメガバイト (1024*1024 バイト) で出力に表示します。
.RE

.sp
.LP
残りのオプションは、指定されたリソース制限を変更するために使用します。これらは次の形式の引数を受け入れます。
.sp
.LP
\fIsoft\fR,\fIhard\fR
.sp
.LP
ここで、\fIsoft\fR は弱い (現在値) 制限、\fIhard\fR は強い (最大値) 制限を指定します。強い制限を指定しない場合は、コンマを省略できます。弱い制限が空の文字列である場合は、強い制限のみが設定されます。各制限は、リテラル文字列 \fBunlimited\fR または数値で、次の単位を付加して指定することもできます。
.sp
.ne 2
.mk
.na
\fB\fIn\fR\fBk\fR\fR
.ad
.RS 9n
.rt  
\fIn\fR キロバイト
.RE

.sp
.ne 2
.mk
.na
\fB\fIn\fR\fBm\fR\fR
.ad
.RS 9n
.rt  
\fIn\fR メガバイト (CPU 時間の場合は、分)
.RE

.sp
.ne 2
.mk
.na
\fB\fIn\fR\fBh\fR\fR
.ad
.RS 9n
.rt  
\fIn\fR 時間 (CPU 時間の場合のみ)
.RE

.sp
.ne 2
.mk
.na
\fB\fImm\fR\fB:\fR\fIss\fR\fR
.ad
.RS 9n
.rt  
分と秒 (CPU 時間の場合のみ)
.RE

.sp
.LP
弱い制限は強い制限を超えることができません。
.sp
.ne 2
.mk
.na
\fB\fB-c\fR\fI soft,hard\fR\fR
.ad
.RS 16n
.rt  
コアファイルサイズの制限を設定します (デフォルトの単位は 512 バイトブロック)。
.RE

.sp
.ne 2
.mk
.na
\fB\fB-d\fR\fI soft,hard\fR\fR
.ad
.RS 16n
.rt  
データセグメント (ヒープ) サイズの制限を設定します (デフォルトの単位はキロバイト)。
.RE

.sp
.ne 2
.mk
.na
\fB\fB-f\fR\fI soft,hard\fR\fR
.ad
.RS 16n
.rt  
ファイルサイズの制限を設定します (デフォルトの単位は 512 バイトブロック)。
.RE

.sp
.ne 2
.mk
.na
\fB\fB-n\fR\fI soft,hard\fR\fR
.ad
.RS 16n
.rt  
ファイル記述子の制限を設定します (デフォルトの単位はありません)。
.RE

.sp
.ne 2
.mk
.na
\fB\fB-s\fR\fI soft,hard\fR\fR
.ad
.RS 16n
.rt  
スタックセグメントのサイズの制限を設定します (デフォルトの単位はキロバイト)。
.RE

.sp
.ne 2
.mk
.na
\fB\fB-t\fR\fI soft,hard\fR\fR
.ad
.RS 16n
.rt  
CPU 時間の制限を設定します (デフォルトの単位は秒)。
.RE

.sp
.ne 2
.mk
.na
\fB\fB-v\fR\fI soft,hard\fR\fR
.ad
.RS 16n
.rt  
仮想メモリーサイズの制限を設定します (デフォルトの単位はキロバイト)。
.RE

.SH オペランド
.sp
.LP
次のオペランドがサポートされています。 
.sp
.ne 2
.mk
.na
\fBpid\fR
.ad
.RS 7n
.rt  
プロセス ID リスト。
.RE

.SH 終了ステータス
.sp
.LP
\fBplimit\fR は、成功した場合はゼロ、失敗した場合 (該当するプロセスがない、アクセス権が拒否された、オプションが無効など) はゼロ以外の終了値を返します。
.SH ファイル
.sp
.ne 2
.mk
.na
\fB\fB/proc/\fR\fIpid\fR\fB/*\fR\fR
.ad
.RS 15n
.rt  
プロセス情報および制御ファイル
.RE

.SH 属性
.sp
.LP
属性についての詳細は、マニュアルページの \fBattributes\fR(5) を参照してください。
.sp

.sp
.TS
tab() box;
cw(2.75i) |cw(2.75i) 
lw(2.75i) |lw(2.75i) 
.
\fB属性タイプ\fR\fB属性値\fR
_
使用条件system/core-os
.TE

.SH 関連項目
.sp
.LP
\fBulimit\fR(1), \fBproc\fR(1), \fBgetrlimit\fR(2), \fBsetrlimit\fR(2), \fBproc\fR(4), \fBattributes\fR(5),