'\" te .\" Copyright (c) 2005, 2011, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. .TH ptree 1 "2011 年 3 月 29 日" "SunOS 5.11" "ユーザーコマンド" .SH 名前 ptree \- プロセスツリーを表示する .SH 形式 .LP .nf \fB/usr/bin/ptree\fR [\fB-a\fR] [\fB-c\fR] [\fB-z\fR \fIzone\fR] [\fIpid\fR | \fIuser\fR]... .fi .SH 機能説明 .sp .LP \fBptree\fR ユーティリティーは、指定した \fIpid\fR または \fIuser\fR を含むプロセスツリーを表示します。子プロセスは各親プロセスからインデントされて表示されます。すべて数字の引数はプロセス ID と解釈され、それ以外の場合はユーザーログイン名と見なされます。デフォルトはすべてのプロセスです。 .SH オプション .sp .LP サポートしているオプションは、次のとおりです。 .sp .ne 2 .mk .na \fB\fB-a\fR\fR .ad .RS 11n .rt すべて。プロセス 0 の子を含む、すべてのプロセスを表示します。 .RE .sp .ne 2 .mk .na \fB\fB-c\fR\fR .ad .RS 11n .rt 契約。親子関係に加えて、プロセス契約メンバーシップを表示します。\fBprocess\fR(4) を参照してください。このオプションは、\fB-a\fR オプションの意味を含んでいます。 .RE .sp .ne 2 .mk .na \fB\fB-z\fR \fIzone\fR\fR .ad .RS 11n .rt ゾーン。指定された \fIzone\fR 内のプロセスだけを表示します。各ゾーン \fBID\fR は、ゾーン名または数値のゾーン \fBID\fR のどちらでも指定できます。 .sp このオプションは、グローバルゾーンで実行する場合にのみ便利です。 .RE .SH オペランド .sp .LP 次のオペランドがサポートされています。 .sp .ne 2 .mk .na \fB\fIpid\fR \fR .ad .RS 9n .rt プロセス ID またはプロセス ID のリスト。\fBptree\fR では、\fB/proc/\fR\fInnn\fR もプロセス ID として認識されるため、シェル展開 \fB/proc/*\fR を使用すると、システム内のすべてのプロセスを指定できます。 .RE .sp .ne 2 .mk .na \fB\fIuser\fR \fR .ad .RS 9n .rt ユーザー名またはユーザー名のリスト。実効ユーザー ID が指定されたものと一致するプロセスが表示されます。 .RE .SH 使用例 .LP \fB例 1 \fR\fBptree\fR の使用 .sp .LP 次の例では、コマンド名 \fBssh\fR に一致するプロセスのプロセスツリー (プロセス 0 の子を含む) を表示します。 .sp .in +2 .nf $ ptree -a `pgrep ssh` 1 /usr/sbin/init 100909 /usr/lib/ssh/sshd 569150 /usr/lib/ssh/sshd 569157 /usr/lib/ssh/sshd 569159 -ksh 569171 bash 569173 /bin/ksh 569193 bash .fi .in -2 .sp .SH 終了ステータス .sp .LP 次の終了ステータスが返されます。 .sp .ne 2 .mk .na \fB\fB0\fR\fR .ad .RS 12n .rt 正常終了。 .RE .sp .ne 2 .mk .na \fB0 以外\fR .ad .RS 12n .rt エラーが発生しました。 .RE .SH ファイル .sp .ne 2 .mk .na \fB\fB/proc/*\fR\fR .ad .RS 11n .rt プロセスファイル .RE .SH 属性 .sp .LP 属性についての詳細は、マニュアルページの \fBattributes\fR(5) を参照してください。 .sp .sp .TS tab() box; cw(2.75i) |cw(2.75i) lw(2.75i) |lw(2.75i) . 属性タイプ属性値 _ 使用条件system/core-os _ インタフェースの安定性下記を参照。 .TE .sp .LP 人間が読める形式の出力は「不確実」です。オプションは「確実」です。 .SH 関連項目 .sp .LP \fBgcore\fR(1), \fBldd\fR(1), \fBpargs\fR(1), \fBpgrep\fR(1), \fBpkill\fR(1), \fBplimit\fR(1), \fBpmap\fR(1), \fBpreap\fR(1), \fBproc\fR(1), \fBps\fR(1), \fBppgsz\fR(1), \fBpwd\fR(1), \fBrlogin\fR(1), \fBtime\fR(1), \fBtruss\fR(1), \fBwait\fR(1), \fBfcntl\fR(2), \fBfstat\fR(2), \fBsetuid\fR(2), \fBdlopen\fR(3C), \fBsignal.h\fR(3HEAD), \fBcore\fR(4), \fBproc\fR(4), \fBprocess\fR(4), \fBattributes\fR(5), \fBzones\fR(5)