'\" te .\" Copyright (c) 1994, Sun Microsystems, Inc. .TH ul 1 "1994 年 3 月 17 日" "SunOS 5.11" "ユーザーコマンド" .SH 名前 ul \- 下線引きの実行 .SH 形式 .LP .nf \fBul\fR [\fB-i\fR] [\fB-t\fR \fIterminal\fR] [\fIfilename\fR]... .fi .SH 機能説明 .sp .LP \fBul\fR は、指定された \fIfilename\fR (何も指定されていない場合は標準入力) を読み取り、環境変数 \fBTERM\fR の指定に従い、出現した下線を、使用中の端末用の下線引きを示すシーケンスに変換します。\fBul\fR は、\fB/usr/share/lib/terminfo\fR エントリを使用して、下線引き用の適切なシーケンスを判別します。端末が、下線引きはできないが、強調モードに対応している場合は、代わりに強調モードが使用されます。端末が重ね打ちができるか、下線引きを自動的に処理できる場合、\fBul\fR は \fBcat\fR(1) に退化します。端末で下線を引けない場合、下線引きは無視されます。 .SH オプション .sp .ne 2 .mk .na \fB\fB-t\fR\fI terminal\fR\fR .ad .RS 15n .rt 環境内で指定された端末の種類をオーバーライドします。端末で下線を引けない場合、下線引きは無視されます。端末の名前が見つからない場合、下線引きは試みられません。 .RE .sp .ne 2 .mk .na \fB\fB-i\fR\fR .ad .RS 15n .rt 適切なダッシュ `\fB-\fR' を含む別個の行を使用して下線引きを示します。これは、\fBCRT 端末\fR上の \fBnroff\fR(1) 出力ストリーム内に存在する下線引きを表示する場合に役立ちます。 .RE .SH 戻り値 .sp .LP 指定されたファイルが見つからない場合、\fBul\fR は終了コード 1 を返します。 .SH ファイル .sp .ne 2 .mk .na \fB\fB/usr/share/lib/terminfo/*\fR\fR .ad .RS 29n .rt .RE .SH 属性 .sp .LP 属性についての詳細は、マニュアルページの \fBattributes\fR(5) を参照してください。 .sp .sp .TS tab() box; cw(2.75i) |cw(2.75i) lw(2.75i) |lw(2.75i) . 属性タイプ属性値 _ 使用条件text/doctools .TE .SH 関連項目 .sp .LP \fBcat\fR(1)、\fBman\fR(1)、\fBnroff\fR(1)、\fBattributes\fR(5) .SH 使用上の留意点 .sp .LP 通常、\fBnroff\fR は、テキストと混在する一連のバックスペースおよび下線を生成して、下線引きを示します。\fBul\fR は、後方への動きの最適化を試みます。