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.TH unifdef 1 "2011 年 6 月 8 日" "SunOS 5.11" "ユーザーコマンド"
.SH 名前
unifdef \- C プログラムソースの ifdef された行の解決および削除
.SH 形式
.LP
.nf
\fBunifdef\fR [\fB-clt\fR] [\fB-D\fR\fIname\fR] [\fB-U\fR\fIname\fR] [\fB-iD\fR\fIname\fR] [\fB-iU\fR\fIname\fR] ... 
     [\fIfilename\fR]
.fi

.SH 機能説明
.sp
.LP
\fBunifdef\fR は、\fBifdef\fR された行があればファイルから削除し、なければそのファイルをそのままにします。これは、C 構文の入れ子になった \fBifdef\fR、コメント、単一および二重の引用符を処理するのに十分な性能がありますが、マクロを含めたり、解釈したりすることはありません。また、コメントを認識して無視しますが、それを取り除くこともありません。\fB-D\fR オプションで定義したいシンボルを指定し、\fB-U\fR オプションで未定義にしたいシンボルを指定します。これらの \fBifdef\fR 内部の行は、必要に応じて出力にコピーされるか、削除されます。\fIfilename\fR に関連付けられているすべての \fBifdef\fR、\fBifndef\fR、\fBelse\fR、および \fBendif\fR 行も削除されます。
.sp
.LP
指定しないシンボルを含む \fBifdef\fR はそのままにされ、関連する \fBifdef\fR、\fBelse\fR、および \fBendiff1\fR 行とともに保管されます。
.sp
.LP
\fBifdef\fR\fIX\fR が別の \fBifdef\fR\fIX\fR 内部で入れ子で出現する場合、内部の \fBifdef\fR は認識できないシンボルであるかのように扱われます。同じシンボルが複数の引数内に出現する場合は、最初のものだけが有効です。
.sp
.LP
\fIfilename\fR 引数が指定されていない場合、\fBunifdef\fR はその出力を標準出力にコピーし、標準入力から入力を受け取ります。
.SH オプション
.sp
.LP
サポートしているオプションは、次のとおりです。
.sp
.ne 2
.mk
.na
\fB\fB-c\fR\fR
.ad
.RS 11n
.rt  
通常の操作を補完します。削除される、または空白にされる行が保持されます。逆の場合も同様です。
.RE

.sp
.ne 2
.mk
.na
\fB\fB-l\fR\fR
.ad
.RS 11n
.rt  
``lines removed'' 行を空白行で置き換えます。
.RE

.sp
.ne 2
.mk
.na
\fB\fB-t\fR\fR
.ad
.RS 11n
.rt  
標準テキストオプション。\fBunifdef\fR は、コメント、単一引用符、および二重引用符の認識を試みません。
.RE

.sp
.ne 2
.mk
.na
\fB\fB-D\fR\fIname\fR\fR
.ad
.RS 11n
.rt  
定義済みシンボルの \fIname\fR に関係付けられた行。
.RE

.sp
.ne 2
.mk
.na
\fB\fB-U\fR\fIname\fR\fR
.ad
.RS 11n
.rt  
未定義シンボルの \fIname\fR に関連付けられた行。
.RE

.sp
.ne 2
.mk
.na
\fB\fB-iD\fR\fIname\fR\fR
.ad
.RS 11n
.rt  
定義済みシンボルの \fIname\fR に関連付けられた行を無視しますが、出力します。\fBifdef\fR を使用して、コメントや作成中のコードなど C 言語以外の行を区切る場合、\fBunifdef\fR が内部の引用符やコメントの解析を試みることがないように、その目的で使用するシンボルを伝える必要があります。
.RE

.sp
.ne 2
.mk
.na
\fB\fB-iU\fR\fIname\fR\fR
.ad
.RS 11n
.rt  
未定義シンボルの \fIname\fR に関連付けられた行を無視しますが、出力します。
.RE

.SH 終了ステータス
.sp
.LP
次の終了ステータスが返されます。
.sp
.ne 2
.mk
.na
\fB\fB0\fR\fR
.ad
.RS 5n
.rt  
正常終了。
.RE

.sp
.ne 2
.mk
.na
\fB\fB1\fR\fR
.ad
.RS 5n
.rt  
操作が失敗しました。
.RE

.SH 属性
.sp
.LP
属性についての詳細は、マニュアルページの \fBattributes\fR(5) を参照してください。
.sp

.sp
.TS
tab() box;
cw(2.75i) |cw(2.75i) 
lw(2.75i) |lw(2.75i) 
.
属性タイプ属性値
_
使用条件developer/base-developer-utilities
.TE

.SH 関連項目
.sp
.LP
\fBdiff\fR(1)、\fBattributes\fR(5)
.SH 診断
.sp
.ne 2
.mk
.na
\fB\fBEOF\fR \fBが早すぎます\fR\fR
.ad
.RS 26n
.rt  
不適切な \fBelse\fR または \fBendif\fR。
.RE