'\" te .\" Copyright (c) 2004, Sun Microsystems, Inc. All Rights Reserved .TH gssd 1M "2007 年 4 月 25 日" "SunOS 5.11" "システム管理コマンド" .SH 名前 gssd \- カーネル RPC の GSS-API トークンの生成と検証 .SH 形式 .LP .nf \fB/usr/lib/gss/gssd\fR .fi .SH 機能説明 .sp .LP \fB\fR\fBgssd\fR は、カーネル RPC と Generic Security Service Application Program Interface (\fBGSS-API\fR) との間で動作し、\fBGSS-API\fR セキュリティートークンを生成および検証するユーザーモードデーモンです。また、\fBgssd\fR は \fBGSS-API\fR の主体名をローカルのユーザーおよびグループ ID にマッピングします。デフォルトでは、要求されたユーザーが所属するすべてのグループがグループリスト資格に含まれます。\fBgssd\fR は、カーネル \fBRPC\fR がはじめて \fBGSS-API\fR サービスを要求したときにインターネットデーモン \fBinetd\fR(1M) によって呼び出されます。 .SH 終了ステータス .sp .LP 次の終了ステータスが返されます。 .sp .ne 2 .mk .na \fB\fB0\fR\fR .ad .RS 6n .rt 正常終了。 .RE .sp .ne 2 .mk .na \fB>\fB0\fR\fR .ad .RS 6n .rt エラーが発生した。 .RE .SH 属性 .sp .LP 属性についての詳細は、マニュアルページの \fBattributes\fR(5) を参照してください。 .sp .sp .TS tab() box; cw(2.75i) |cw(2.75i) lw(2.75i) |lw(2.75i) . 属性タイプ属性値 _ 使用条件system/kernel/security/gss _ インタフェースの安定性確実 .TE .SH 関連項目 .sp .LP \fBkill\fR(1), \fBpkill\fR(1), \fBsvcs\fR(1), \fBinetadm\fR(1M), \fBinetd\fR(1M), \fBgsscred\fR(1M), \fBsvcadm\fR(1M), \fBgsscred.conf\fR(4), \fBresolv.conf\fR(4), \fBattributes\fR(5), \fBsmf\fR(5) .sp .LP \fIRFC 2078\fR .SH 注意事項 .sp .LP 次のシグナルは、\fBkill\fR(1) コマンドを使用してサーバープロセスに送信したときに、指定された効果を発揮します。 .sp .ne 2 .mk .na \fB\fBSIGHUP\fR\fR .ad .RS 10n .rt \fBgssd\fR は、\fBgsscred.conf\fR(4) のオプションを再度読み取ります。 .RE .sp .LP 使用されているメカニズムの 1 つが Kerberos である場合は、\fBresolv.conf\fR(4) ファイルを追加または変更したあとで、\fBgssd\fR プロセスを再起動する必要があります。 .sp .LP \fBgssd\fR サービスは、サービス管理機能 \fBsmf\fR(5) により、サービス識別子の下で管理されます。 .sp .in +2 .nf svc:/network/rpc/gss:default .fi .in -2 .sp .sp .LP 有効化、無効化、または再起動要求など、このサービスに関する管理操作は、\fBsvcadm\fR(1M) を使用して実行できます。このサービスを開始または再開始する責任は \fBinetd\fR(1M) に委託されています。このサービスの構成を変更したり、構成情報を表示したりするには、\fBinetadm\fR(1M) を使用します。サービスのステータスは \fBsvcs\fR(1) コマンドを使用して照会できます。