'\" te .\" Copyright (c) 2009, 2015, Oracle and/or its affiliates.All rights reserved. .TH brands 5 "2015 年 4 月 1 日" "SunOS 5.11" "標準、環境、マクロ" .SH 名前 brands \- 非大域ゾーンのオペレーティング環境の切り替え .SH 機能説明 .sp .LP ブランドゾーン (BrandZ) フレームワークは、\fBzones\fR(5) で説明されている Solaris ゾーンインフラストラクチャーを拡張して、ブランドの作成機能を追加します。ブランドは、ネイティブでないオペレーティング環境を含むか、他の特性が異なる非大域ゾーンを提供します。 .sp .LP 「ブランド」という用語は、さまざまなオペレーティング環境を指す場合があります。すべてのブランド管理は、現在のゾーン構造の拡張を通して実行されます。 .sp .LP すべてのゾーンに、それぞれ関連するブランドが構成されます。ブランドタイプは、ゾーンのインストール時およびブート時の動作を決定するために使用します。また、ゾーンのブランドにより、アプリケーションの起動時に正しいアプリケーションタイプが適切に識別されます。デフォルトのブランドは \fBsolaris\fR です。 .sp .LP ゾーンにブランドを割り当てたあとは、そのブランドの変更や削除を行うことはできません。 .sp .LP BrandZ はゾーンのツールを次のように拡張します。 .RS +4 .TP .ie t \(bu .el o ブランドはゾーンの属性であり、ゾーンの作成時に設定されます。 .RE .RS +4 .TP .ie t \(bu .el o zonecfg ツール (\fBzonecfg\fR(1M) を参照) は、ゾーンのブランドタイプを設定し、ゾーンを構成するために使用します。 .RE .RS +4 .TP .ie t \(bu .el o zoneadm ツール (\fBzoneadm\fR(1M) を参照) は、ゾーンのブランドタイプを報告し、ゾーンを管理するために使用します。 .RE .SS "ブランド" .sp .LP Oracle Solaris 11 では、利用可能なブランドは次のとおりです。 .RS +4 .TP .ie t \(bu .el o \fBsolaris\fR .sp \fBsolaris\fR(5) を参照してください。 .RE .RS +4 .TP .ie t \(bu .el o \fBsolaris-kz\fR .sp \fBsolaris-kz\fR(5) を参照してください。 .RE .RS +4 .TP .ie t \(bu .el o \fBsolaris10\fR .sp \fBsolaris10\fR(5) を参照してください。 .RE .RS +4 .TP .ie t \(bu .el o \fBlabeled\fR .sp Trusted Extensions を実装します。\fBtxzonemgr\fR(1M) を参照してください。 .RE .SS "デバイスのサポート" .sp .LP 各ゾーンでサポートされるデバイスについては、そのブランドに関するマニュアルページやほかのドキュメントに記載されています。サポートされていないデバイスを追加しようとすると、ゾーンインフラストラクチャーで検出され、管理者に警告が発行されます。管理者が警告にもかかわらず、サポートされていないデバイスを追加した場合、そのデバイスが期待どおりに機能するかどうかは不明です。その構成はテストもサポートもされません。 .SH 属性 .sp .LP 次の属性については、\fBattributes\fR(5) を参照してください。 .sp .sp .TS tab() box; cw(2.75i) |cw(2.75i) lw(2.75i) |lw(2.75i) . 属性タイプ属性値 _ 使用条件system/zones _ インタフェースの安定性確実 .TE .SH 関連項目 .sp .LP \fBmdb\fR(1), \fBzlogin\fR(1), \fBzonename\fR(1), \fBdtrace\fR(1M), \fBin.rlogind\fR(1M), \fBsshd\fR(1M), \fBtxzonemgr\fR(1M), \fBzoneadm\fR(1M), \fBzonecfg\fR(1M), \fBkill\fR(2), \fBpriocntl\fR(2), \fBgetzoneid\fR(3C), \fBucred_get\fR(3C), \fBproc\fR(4), \fBattributes\fR(5), \fBsolaris\fR(5), \fBprivileges\fR(5), \fBsolaris10\fR(5), \fBzones\fR(5), \fBcrgetzoneid\fR(9F)